スプーンひとさじのしあわせ

京都府宇治市在住。2021年にうつ病を患いましたが、なんとか生きています。思ったことをありのまま、マイペースにゆるっと綴ってます。

運転免許更新(初回)に行ってきた。―中編―

  • となりの建物に行く

 

暗証番号の入力を済ませたら、隣の建物に行くよう案内された。

そうして別館みたいなところに着いたら、

 

更新手数料の支払い

諸々の用紙の記入

用紙の内容確認と交通安全協会の案内

視力検査

写真撮影

を順番に済ませるようになっていた。

 

列に並んで、窓口に行って、用事を済ませて、また次の列に並んで、、、という、お役所仕事特有の官僚制的なアレである。

 

ここでのポイントは2つある。

ひとつめは、交通安全協会への会費支払いを断れるかどうかである。

運転免許をお持ちの方ならご存じだと思うが、免許取得時や更新時は、交通安全協会への会費支払い(1000円)を要求される。

これはあくまでも任意なので断ることもできるのだが、なんとなく断りづらくて渋々会費を払ってしまう人も少なくない。

そもそも、これが任意であることを知らない人もいるし、特に初めて免許を取得する際なんかは何も知らずに1000円払ってしまう人がほとんどなのではないかと思う。

かく言う私も、3年前に初めて免許を取得した時は、話の流れで何の疑いもなく払ってしまった。

だから今回は、 「どれだけきつく言われても絶対に断ってやる!」 という謎の意気込みがあった。

だって、よく知りもしない組織に1000円も払うなんてどうかしてるぜ!(byブラマヨ吉田

 

窓口にいた人は、ものすごく気の強そうな(笑)50代くらいのおばちゃんだった。

案の定、ものすごくきつい口調で支払いを要求されたが、さわやかな笑顔で右手を出して断った。

そうしたら、案の定ものすごく嫌そうな顔をされたが(笑)無事に断れてほっとした。

となりの窓口は若いお姉さんだったので、「そっちが良かった〜!」と思った(笑)

 

これはたぶん、断るのが苦手な人にはきつい作業だと思う。

私もちょっと、というかかなり緊張した。

しかし、周りをよくよく見ていると、ほとんどの人が断っていた。

だからおそらく、断ることそれ自体に申し訳なさや後ろめたさを感じる必要は全くないと思う。

なんせ任意だし。

だからわたしは言いたい。

 

勇気を出して、積極的に断ろう!

そして浮いた1000円で自分にご褒美をあげよう!!!!!

 

もちろん、支払いたい人は全力で支払いましょう。

 

ふたつめは、写真撮影である。

初めて免許を取得した時のことを書いた記事で、私は免許証の写真をいかにして綺麗に撮るかということに命をかけていると話した。

それは、今回も変わらずだった。

そのため、前日の夜から当日の朝にかけて、いつも以上に念入りにヘアケアをしたり、いつも以上に丁寧に時間をかけてメイクしたりして万全のビジュアルを整えていた。

まるでデートに行くみたいな気合の入れ方である。

が、前回の記事にも書いたように、試験場での諸々のやりとりは、びっくりするくらいの流れ作業である。

そのため、時間的余裕は全くないので、自分の思い通りの状態で写真を撮ってもらうことがなかなか難しい。

そんな中で、いかに自分のペースを守り、人の目を気にせずビジュアルを整えられるかが写真撮影をする上ではかなり大きなポイントになってくる。

 

前回は「この後写真撮影です~」というのが明確にわかっていたので、それまでにある程度のビジュアルを整えておくことができた。

しかし今回は、どのタイミングで写真を撮られるかわからなかったので、思うような事前準備ができず、かなりドタバタした。

実際、視力検査が終わってから写真撮影までは1~2分くらいしかなかった。

その間私ができたことと言えば、列に並びながら手鏡片手にビューラーでまつげを上げ、前髪を整え、口紅を塗り直すことくらいだった*1

周りにそんなことをしている人なんて誰もいなかったが(笑) ここで人目を気にしてはいけない。

なんせ3年間使う写真を撮られるのだから、できる限り可愛く、綺麗に写りたいのが女心というものである。(?)

 

名前を呼ばれたら、撮影の部屋に通された。

ので、入り口付近にある大き目の鏡で最終チェックをしつつ全体像を整えていたら、すぐに椅子に座るよう促された。

前回記事にしたように、ここが一番のポイントなのである。

なぜなら、椅子に座ったら秒でシャッターが下りるので(笑) それまでの間にいかに時間稼ぎをし、自分のペースを守り、相手のペース(流作業)に巻き込まれないかが運命の分かれ道であり、綺麗な写真を撮る最大のコツである。

そのため、荷物を置いたり、コートを脱いだり、マスクを取ったりする作業はなるべく慌てず、落ち着いて、ゆったりとやったほうがいい。

「待たせてる!急がなきゃ!」

と思いながら座ると、その焦りがそのまま写真になる。

 

私はあまりにもゆっくりしすぎて、そしてコートを脱いでからも髪の毛を気にしてわちゃわちゃしてたので

「早く座ってください!」

と係の人に怒られたけど(笑)

見ず知らずの人に怒られるよりも、写真の仕上がりがブサイクになる方がよっぽどいやなので最後までマイペースを貫かせてもらった。

前回の記事にも書いたけど、本当に迷惑である。

 

が、その甲斐あって?今回は前回以上に満足のいく写真を撮ることができた。

お見せできないのが残念だが、我ながらかなりビジュアルが良い(笑)

唯一、右下の髪の毛がうねってしまったのが悔やまれるが、まぁ顔は合格点なので良しとする。

 

せっかくの免許証。

どうせなら、なるべく綺麗な写真を撮って、見るたびにニッコリできるようなものが良い。

 

 

次回へ続く。

*1:本当はアイシャドウも塗り直したかった。