スプーンひとさじのしあわせ

京都府宇治市在住。2021年にうつ病を患いましたが、なんとか生きています。思ったことをありのまま、マイペースにゆるっと綴ってます。

うつ病患者のディズニーオタク、3年ぶりの東京ディズニーランドを満喫する。その⑤

◎ダッフィーのグリーティングに並ぶ

お次はダッフィーと会うことにした。

正直、ちょっと体調が悪かった。

シェリーメイちゃんの待ち列は屋外で、しかもベンチに座りながら待てたから良かったけど、こちらは立ちっぱだし、室内(半屋内)だしということで、疲れも出てきて結構「無」だった。

「ビリーヴ!まであと4時間くらいある」

とか考えたら、余計にしんどくなった。

 

あとは、

「今ですらこんな疲れてるのに、こんなんで明日ちゃんと生きていけるの?」

とか。

一度マイナス思考に陥ったら、そこからなかなか抜け出せないのだ。

私の悪い癖である。

それで、不安が更なる不安を呼び、ものすごい苦痛だった。

しかし、順番が近づいてくるとアドレナリンが出てきて一気に元気になった。

世の中とはそういうもんである。

 

これは完全なる余談なのたけど、昔の私は「一眼レフ」を所持し、デイジーちゃんのグッズをいくつも身につけて、ガチガチの“オタク装備”でディズニーを訪れていた。

しかし、「こいつはオタクだ」と認識されることにより、キャラクターやキャストからいわゆる塩対応をされる、ということが決して少なくなかった。

塩対応とまではいかなくとも、

「オタク=しょっちゅう来てる人だから適当でいいよね」

みたいな感じで、“なーなー”な対応をされることが多かった。

それは、年に数回のインパを楽しみに毎日を生きている私にとって、とても心が傷つく経験だった。

 

そもそもオタク偏見自体あるまじき行為だとは思うけど、言うて私は遠方に住んでいるので、いくらオタクとは言えそんなにしょっちゅうは来れない。

行けても年に4〜5回だし、月に何度も来てるそのへんのオタクとは訳が違う。

1回のインパに、ものすっっっっっごく命をかけているのだ。

それなのに、その思いを踏み躙るような対応ばかりされては困る。

私はオタクだけど、普通のオタクじゃないのだ。

 

ある時から私は、一眼レフを所持するのをやめた。

撮影は全てスマホでおこなって、これみよがしにグッズを身につけるのもやめた。

それで、

「遠方から初めて1人で来ました🥹緊張してるけど楽しみます🥹」

みたいな雰囲気を醸し出し、徹底的に“オタク臭”を消すようになった。

 

すると、キャラクターやキャストの対応が一気に良くなった。

本当にびっくりするくらい、嫌な思いをすることが減った。

 

それ以来私は、キャラクターと会う時やキャストと会話する時はいつも「遠方から初めて来た20代女性」を演じているのだけれど😂

この日はキャストさんに

「お姉さん、もしかしてここ来るの初めてですか?」

と聞かれて、心の中でガッツポーズした。

私の演技力が冴えてる、ということである。

 

「4年ぶりくらいです」と正直に答えたが、コロナ禍で色々とシステムが変わったので、そのことをものすごーく丁寧に説明してくれた。

で、最後に「楽しんでくださいね!」と言われた。嬉しかった。

 

ちなみに「初々しさ」を醸し出すコツは、菅野美穂みたく息を抜く?しゃべり方を意識することである。笑

 

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お久しぶりのダッフィーちゃん。相変わらずかわいい。

「かわいいね」と言ったらドヤ顔してた。

かわいい。😂💕

こちらも40分と言われていたけど、30分ほどで会えた。本当空いてるな。

 

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こちらの施設は、備え付けのカメラからグリーティングの様子を撮影してくれて、後で気に入った写真を買うことができるのだけど、ダッフィーと動きがシンクロしてるのがおもしろすぎて買った。笑 かわいい。

シェリーメイと同じで、ダッフィーちゃんも安定して愛想が良いし、安定して向こうから会話を振ってくれる気がする。なぜだろう?

 

※次回へ続きます。