スプーンひとさじのしあわせ

京都府宇治市在住。2021年にうつ病を患いましたが、なんとか生きています。思ったことをありのまま、マイペースにゆるっと綴ってます。

大学院を休学することになった。

大学院を休学することになった。

理由は『うつ病』だ*1

 

実は半年くらい前から諸々の症状には悩まされており、わりと色々と大変だった。というか、今も絶賛大変である。

それゆえ、昨年の冬以降はほとんど大学に行っていない。とにかく人に会うのが億劫&外に出るのがしんどいので、大学以外の場所にもあまり行けてない。コロナがどうとかってことを抜きにしても、とりあえず「お外(人)がこわい」のである。

それに、なんだかよくわからないけどすぐ疲れるし、とにかく毎日眠いので*2、1日の半分はだいたいベッドにいる。

とにかく何をしても憂鬱で、一向に気分が晴れない。何をする気も起きないし、喜怒哀楽も感じないから人生がクソつまらない。ほんとに、困ったもんである。

 

そういうしんどさを抱えながらも「まあ、そのうち治るわ」とか思いながら(笑)わりとふつうに過ごしていたのだけれど、3月末くらいから諸々の症状が一気に悪化し始めた。

それまでは“少し無理をすれば”ある程度のことはできたのだけど、この頃を境に“かなり無理をしないと”何もできなくなった。

それでも、かなり無理をすればわりと何でもできたので(笑)ひたすらに無理をして予定をこなしていた。

だから4月から始まった大学の春学期の授業にも頑張って行っていた*3のだけど、無理に無理を重ねたせいでわたしの心身はみるみるうちにボロボロになっていった。いつしか電車に乗ることも、近所に買い物に行くことも、そのへんをウォーキングすることもできなくなった*4もう、どうしようもなくなった。 

悩んだ末に、わたしは『休学』を決めた。「もうこれ以上諸々のことを頑張るのは無理だ」と思った。

 

研究がいやで病んだわけでも、大学院の環境がいやで病んだわけでもないからこそ、この決断をせざるを得なくなったことは本当に、、、言葉では言い表せないくらいに悔しい。と同時に、とても悲しくて辛い。

それにわたしの場合、10代の頃に色々あった&その影響で既に2年分のハンデがあるので、わりとまじめに「死にたい」と思っている*5。「いつまでわたしは不幸を背負い続ければいいねん!!!!」と(笑)

 

でもこれは間違いなく、わたしの未熟さが招いた現状である。

ここまで心を病んでしまった一番の原因は“人間関係のもつれ”だったのだけど、たぶんそれはきっかけのひとつにすぎなかったのだろうなと最近すごく思う。結局は自分の生き方や考え方、物事の捉え方の問題で、つまりは“自分自身の在り方の問題”なのだろうなぁ、と。

 

中学のときに不登校になったわたしはほぼ引きこもり状態になり、約6年ほど悶々とした日々を送っていたけれど、通信の大学に入って自分の居場所を見つけたことで、ようやく“ふつうの人間”として生きれるだけのパワーとステータスを得ることができた。そして通学課程の大学生として毎日大学(学校)に通うようになり、ついには大学院にまで進学した。

周りの人が「良かったねえ、色々あったけど本当に良かったねえ」と祝福するなかで、わたしは1人その違和感をずっとずっと拭えずにいた。

 

「、、、なにが?🤤」

(笑)

 

たしかに不登校&引きこもり状態は脱したかもしれない。でもそれを引き起こした根本的な原因や、不登校以降もわたしを延々と苦しめ続けている問題の数々は、実はまだ何も解決していない、、、ということに、心の奥底ではずっと気づいていた。

けど、なんとなくそれらと向き合うのが怖くて、色んなことを言い訳にし、見て見ぬふりをして過ごしていた。だから今のこの現状はそのツケであるとも言えるのだろうなと、わたしは勝手に思っている。

というわけで、これを機に、不登校のときに完全解決することができなかった諸々の課題とちゃんと向き合って、自分の人生の在り方を今一度見直そうかなぁ〜と思っていたりもする。

どうせコロナの闇は今年いっぱいは続くだろうし、むしろ社会の機能がある程度制限されている今のうちにしっかり身体と心を休めたり、自分の人生を見直したりしていろんなことを整えた方が、今後色んな意味で有意義な院生生活を過ごせるかな〜😊と*6(笑)

うつのわりに、そういうことを考える余裕くらいはまだある。

 

だからまあ、とりあえずはこの休学期間&コロナ禍を利用して『新たな自分(理想の自分)を探すの旅』にでも出ようかなと思っている*7。それはある意味しんどい旅でもあるとも思うけど(というかもう既にしんどい笑)、たぶんここを乗り越えないとわたしは永遠に闇から抜け出せないと思うので(笑)ちょっとがんばってみる。

とはいえ、まずは気力と体力を回復させないと何もできないので、今までたくさん無理してきたぶん心と身体をゆっくり休ませて、少しずつでも笑顔を取り戻していきたい。🍵

 

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来年この枝垂桜が大学に咲くころには元気になっていますように。そしてコロナが落ち着いていますように。

 

 

*1:数か月前に心療内科を受診したときは、「適応障害ないしは非定型うつのなりかけ。あと数ヶ月しても症状が治らなければ完全なうつ」と言われていたのだけれど、治るどころかひどくなったので(笑)先月改めて診てもらったらあっさり「うつ」だと言われた。実はうつ以外の精神疾患も同時に発症してしまっているのだけれど、それはまた機会があれば追い追いしゃべることにする。

*2:うつの人は「眠れない」と言うけど、わたしはなぜか寝すぎる。たぶん色々考えすぎて脳がパンクして疲れてるのだと思う(笑)

*3:学部の授業は8割方オンラインみたいだけど、大学院に関しては人数が少ないのですべて対面で授業をおこなっている。でも仮にオンラインだったとしても、この状態でインタビュー調査に行ったり、論文を書いたりするのはちょっと厳しいのでどっちみち休学していたと思う。

*4:唯一できたのは、車から一歩も降りずにそのへんをふらふらと小一時間ほど運転することくらい。現在は、休学を決めた安堵感&薬の効果で少しだけ行動範囲が広がっているけど、1日の半分以上をベッドで過ごす生活には変化はない。

*5:休学=卒業が1年後ろにずれるため。

*6:実は大学の先生方は全員そう言ってくださっている。「どうせ今年はコロナでろくな研究できないしどこにも行けないんだから、休学は良い判断だと思うよ」と。

*7:もちろんこれは比喩表現であって、本当に旅に出るわけではない(笑)