スプーンひとさじのしあわせ

京都府宇治市在住。2021年にうつ病を患いましたが、なんとか生きています。思ったことをありのまま、マイペースにゆるっと綴ってます。

今後の進路について。⑥

2023年3月に修士を卒業して、4月に博士に進学するとなると、休む間もなく研究を続けないといけない。

それは、体調面や研究テーマのことで不安を抱えている私にはかなりハードルが高いことだった。

だから、本気で博士への進学を考えるなら、体調をしっかり整えて、かつ研究テーマもしっかり固めてから進学した方が良いのではないか?ということは、夏前くらいからずっと考えていた。

 

その先生が1年間研修でいないと知った時、

「これはもう、そういう流れになってるのだな」

と思った。

で、それから色々考えて、とりあえず今年度(2023年4月入学)の入試は受験しないことに決めた。

 

そんなわけなので、少なくともこの4月からは何の肩書きもない「ニート」になる。

が、実は4月から就労移行支援事業*1を利用するかもしれない*2ので、その利用が決まればとりあえず「フリーター」になるのではないかと思う。

まあでも、最近はクラウドワークス*3で在宅でできる仕事をぽつぽつ引き受けて、ぽつぽつとお金稼ぎをしているので、“完全なるニート”ということではなさそうかな。

 

とはいえ、本当に来年度(2024年4月)に博士課程の入試を受けるのかはわからない。

今の時点では80%くらい受ける気でいるけれど、「自分にとって一番良い道が博士課程への進学(研究者になること)なのか?」

という考えに今ひとつ自信を持てないのだ。

 

この2年間(休学を入れたら3年間)、自分なりに不登校を研究してみてとても楽しかった。

“研究”それ自体が楽しかったというのもあるけれど、何より「調査をして、自分の考えを言語化し、ひとつの論文にまとめる」という作業が本当に楽しくて爽快だった。

 

色んな先生や先輩に

「論文執筆は地獄だよ」

ということを言われていたので、最初は「どんな感じやろう?」と不安だったけれど、実際は全然地獄でも何でもなく、さらさらさら〜と書いているうちに終わった。😂

たぶん、これは誰にでもできることではないのだろうなと思う。

みんなが苦手意識を持つものを楽々こなせる&そこに楽しさを見出せるということは、論文執筆(研究)は私の武器のひとつなのだろうし、きっとその道が向いてるのだと思う。

ただ、「本当にそれ(研究の道に進むこと)でいいのか?研究の道よりももっと自分の才能や特性を活かせる居場所や仕事があるのではないか?」という思い(不安?)も、全くないわけではないのだ。

 

だからこの1年間は、「自分が無理なく、楽しく過ごせる生き方は何なのか?博士課程進学以外の道はないのか?」ということも考えながら過ごしていきたいと考えている。

もちろん、「やっぱり博士に行くわ。研究者になるわ」と思った時のために、入試の勉強もしっかりやるつもりだ。

 

1年後が楽しみである。

 

【おわり☺︎】

 

 

*1:身体障害や精神障害を持ち、普通の職場で働くのが困難な人向けに開かれている事業。自分の障害や病気に合った仕事を紹介してもらうことができ、最終的には一般企業への就職も目指すことができる。

*2:この前事業所に見学に行ったが、色々思うことがあったので実際に利用するかは悩み中。

*3:主に在宅でできる仕事が多数載っているアプリ。