1月末で、今年度の授業が無事に終了した。
あとは、今月中頃〜下旬におこなわれる口頭試問と修論報告会をこなすだけである。
紆余曲折ありながらも、なんとか無事にここまで来ることができてホッとしている。
さて、今後の進路(大学院修士課程を出たその後)であるが、単刀直入に言うと、
「どうもしない」
ことにした。
就職もしないし、進学もしない。
俗に言う「ニート」である。
この記事にも書いていた通り、もともと私は、修論課程を卒業したら大学院の博士課程*1に進み、研究者の道を目指して奮闘することに決めていた。
しかし、なんだかんだあって病気になって以降、私は将来のことを一切考えられなくなった。
とにかく毎日をそれなりに生きるだけで精一杯だったし、なんなら修士課程の「退学」を考えていた時期があったくらいなので、博士に進学するとかしないとか、そんなことを考える余裕はこれっぽっちもなかったのだ。
それでも色々悩んで昨年の春に復学したわけだけれど、インタビューやら授業やら論文執筆やらやるべきことに追われる日々で、相変わらず将来のことは考えられなかった。
というより、“考えたくなかった”と言った方が正しいのかもしれない。
復学したとはいえ、相変わらず心は病んでいたので、
「とりあえず卒業はするけど卒業した後のことはどうでもいい。別にどうも生きたくないし、一生布団に篭って過ごして命が尽きるのを待てばいい」
みたいなことをずっと考えて生きていたからである。
だから、特にこれと言って目指している道があるわけではなかったし、もともと「複数のことを同時にこなす(考える)」ことが苦手な人間なので、余計に先のことを考えられなかった部分もあるのだと思う。
それでも全く考えないわけにはいかないので😂コンディションの良い時はぼんやりと将来のことを考えてはいたのだけれど、やはり
「自分に一般企業(新卒でどこかに就職する)は無理」
という思いが心に強くある*2ので、
「もし一生布団に籠る人生以外の人生を歩むのだとしたら、やっぱり博士課程に行きたいかなあ」
という考えは、常に頭の片隅にあった。
なんだかんだ、博士課程への進学は私にとって憧れの道であり、かつ“消去法”で残された唯一のそれらしい道でもあったのだ。