スプーンひとさじのしあわせ

京都府宇治市在住。2021年にうつ病を患いましたが、なんとか生きています。思ったことをありのまま、マイペースにゆるっと綴ってます。

光を失い、生死を彷徨う年末年始。

12月中旬

わたしは

ひとつのミッションを遂行した

 

このミッションは

わたしが約2年半前から抱き続けていた

「これまでの人生で一番叶えたい願い」

を叶えるための

一世一代の大プロジェクトだった

 

数ヶ月前から熟考に熟考を重ね

念入りに準備した

そして

あちこちの神社仏閣に出向き

「お願いします」と

何度も何度も頭を下げた

うつ病の身体に鞭を打ちながら

ありとあらゆることを努力した

やれることは

一通り全部やった

ある意味これは

わたしの25年間の人生をかけた

ひとつの「闘い」でもあった

 

しかし

そのプロジェクトは

失敗に終わった

約2年半

ずっと、ずっと祈り続けていた

わたしの切なる願いは叶わず

予想だにしていなかった形で

夢が散った

 

それはまるで

大事に大事に育て続けていた芽を

乱暴にむしり取られ

二度と芽が出ないように

二度と花が咲かないように

わたしの願いや

これまでの努力を嘲笑いながら

全てを踏み躙られたような体験だった

 

わたしの何がいけなかったのだろうか

わたしの何がダメだったのだろうか

こんなに努力したのに

こんなに頑張ったのに

こんなに信心したのに

なぜわたしは

こんなにも傷だらけに

ならないといけないのだろうか

 

これまでの25年間

何をやっても報われず

誰からも理解されず

常に孤独で

驚くほどに辛いことしかない人生だった

 

それでも

生きてさえいれば

必ずいいことがあると

真面目にコツコツ

努力を続けていれば

いつか必ず報われると

わずかな希望を信じて

今日まで生きてきた

不登校や引きこもりになっても

うつ病になっても

めげずに

前を向いて

生きてこれたのは

その先の明るい未来を

信じていたからである

「努力は必ず報われる」と

信じたかったからである

 

しかし

これほどまでに

辛い出来事や

努力が報われない出来事が続いてしまうと

さすがのわたしも耐えれない

もうこれ以上

社会の理不尽さや残酷さ

孤独感に

向き合うことはできない

この先の未来を信じることが

自分の将来に希望を見出すことが

どうしてもできない

これから

どうやって生きていけば良いのか

何を支えに生きていけば良いのか

いくら考えてもわからない

 

その後わたしは

心因性失声症*1を患った

そして

ほぼ寝たきりの状態になった

 

眠るか

泣くか

過呼吸になるか

自殺の方法を考えるか

そんなことばかりを繰り返す

過去最低レベルで

散々なクリスマスと年越しだった

 

年が明け

声は少しだけ出るようになった

しかし

日によってまちまちで

急に出なくなることも多い*2

一進一退という感じで

なかなか良くならない

 

身体のだる重さは引き続き変わらずで

昨年1〜4月の

うつ症状が一番ひどかった時期以上に

ベットで過ごす時間が多い

洗濯を片付ける気にもならず

机には洗濯物の山がどっしり

 

もちろん

身なりを整えることなんて到底できず

歯磨き、洗顔、お風呂も一苦労*3

やけ食い、やけ酒をしたくなる日もあるが

そうじゃない日は

ご飯を食べることすら

というか

ベッドから起き上がって

椅子に座ることすらできない

 

なんてこった

このままでは

もはや大学院に復学するどころか

退学する羽目になるかもしれない

というかもう…

そうしてしまいたい

 

光を失ったあの日から

2週間近くが経つ

しかしわたしは

未だ現状を受け入れることができていない

というかたぶん

この現実を受け入れることができる日なんか

永遠に

こない

 

死にたい

というより

今すぐこの世から

消えてしまいたい

ここ数日は

そんなことを

ぐるぐると

考え続けている

それだけで

1日が終わる

 

それでも

力強く

前を向いて生きていく道を選ぶのか

それとも

 

答えが出る日は

まだもうしばらく

先になりそうだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ストレスにより、声が出なくなる病気。上皇美智子さまもこの病気を患ったことがある。

*2:ちなみに今日1/4はほとんど出ない。

*3:それすらできない日も多い。