スプーンひとさじのしあわせ

京都府宇治市在住。2021年にうつ病を患いましたが、なんとか生きています。思ったことをありのまま、マイペースにゆるっと綴ってます。

博多&大分1人旅―高塚地蔵尊に向かう編―

2日目は朝から大分県に向かった。目的はただひとつ、「高塚愛宕地蔵尊というところである。
 
スピリチュアル界隈ではちょっと有名人の桜井識子さんが、以前ブログで「“願いがあちらの世界に届いた”と実感した場所」としてここを紹介されていた。
 
これを見て「へえ、、、こんな場所あるんだ、、、いつか行けたらいいなあ、、、」と思っていた。が、わたしにはあまりに縁遠い場所だと思っていたので、それほど気に留めてなかった。
 
今回博多旅行が決まったとき、「そういえばあそこも九州の方じゃなかったっけ?」と、ふとこの場所を思い出した。“それほど気に留めてなかった”と言うわりには、こんなこともあろうかと↑のブログのスクショをずっと大事にとっていたあたりがとてもわたしらしいな、と思った(笑)もしかしたら、今回の旅行でここにも行けるんじゃないかと思って、詳しく調べてみることにした。
 
大分県日田市。博多から最短で約3時間。もはや博多から京都まで帰ってこられるレベルの時間がかかる。しかも、ど田舎すぎて電車とバスの本数が驚くほど少なく、非常に連携が悪い。1本乗り遅れたらそれだけで予定が何時間も狂ってしまうという、結構命がけな感じだった。行けなくはないけどかなりハードである。
とはいえ、こんな機会もう二度とないかもしれないし、行けることならぜひ一度行ってみたい、、、。そう思い、勇気を出して行ってみた。
 
博多から久留米まで行き、そこから1時間に1本しかない電車に乗り換えて終点の「日田駅」まで行くんだけど、まあ〜ほんとにすべてが「THE・田舎!!!!」なのである。
途中で停まる駅はすべてICOCA?なにそれおいしいの?」みたいな感じでICカードが一切使えないどころか改札すらない。駅の出入り口で待ち構える駅員さんに定期券や切符を見せて入退場するという、いい意味で非常に田舎な風景だった。
窓の外から見える景色も家と山と川ばっかりで、たまーーーーに飲食店やコンビニがある、、、みたいな感じだった。ほんとうに心配になるくらい何もなかった。
あまりに現代感がなさすぎて、ちょっとタイムスリップした気になった。したことないからわかんないけど、わたしが普段生活している街と同じ国だとはとても思えなくて、驚きでいっぱいだった。
 
日田駅から地蔵尊まではバスが出ているのだけど、それも2時間に1本くらいしかないので(笑)事前にタクシーを予約した。およそ30分くらいだから往復で1万円くらいはかかるなあと思ったけど、最近大量のディズニーグッズを売って臨時収入が入ったのをいいことに(笑)ちょっと贅沢をしてみることにした。*1
 
1人でタクシーに乗るのは何気にはじめてだったから、「運転手さんが変な人だったらどうしよう~」と思って死にそうなくらい不安だったのだけど(笑)担当してくださったドライバーの方はわたしの不安を完全に吹き飛ばすくらいにめっっっっちゃくちゃ優しくて、とても親切なおじいさんだった。
「どこから来たの?」と聞かれたので「京都から来ました」と言うと、「あら~😊わたしも昔10年ほど京都にいたんだよ!😊」とのことだった。*2。今は大阪や滋賀行きの修学旅行の付き添いも担当しているのだそうで、いろいろと話が弾んでめちゃくちゃうれしかった。
「帰りも同じように帰るの?それだったらお参り終わるまで待っててあげるよ😊」と言ってくださったので、お言葉に甘えてそうさせていただくことにした。ほんとにめっちゃいい人だった。おかげで終始“にこにこ〜😊”な感じで気持ちよく地蔵尊に向かうことができた。
 
参拝前に、まずは地蔵尊近くにある食堂で腹ごしらえすることに。

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みてこの「田舎!」って感じのメニュー表!!!!(笑)
 
まさかこんな場所に1人で来て食事する日がくるとは思ってなかったから、なんかめっちゃおもしろかった。おもしろすぎて母にLINEで写真を送ろうとしたけど、田舎ゆえに電波が悪すぎて送れなかった、、、(笑)

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わかめうどん390円。ほっこりやさしくておいしかった。
 
次回、ついに地蔵尊に行きます。
 
 

*1:一瞬「久留米あたりからレンタカーで行くのもいいな〜」と思ったけど、知らない土地を1人運転する勇気はまだ持てていない。

*2:八坂タクシーで働いていたらしい。