お腹も心も満たされたところで、念願の地蔵尊へ。
はっきり言います。ここはほんとうにすごいところです。
なぜかよくわからないけど、お地蔵さまにお話を聞いてもらっている途中、涙が溢れて止まらなくなった。今までも神社やお寺に行って急に泣けてくることはたまにあった。でも、それとは比べものにならないくらいの涙の量が溢れて止まらなかった。桜井識子さんも言っていたように、ここにはかなり力の強いお地蔵様がいるのではないかと思う。お地蔵様からの声が聞こえるとか、メッセージを感じるとか、直接的に何かを感じるとこはできなかったけれど、確実に「いまのわたしは目に見えない世界とつながっている、、、」という実感があった。不思議だった。
帰る直前におみくじを引いた。そうしたら、そこに書かれてある内容が今のわたしの状況と心を見透かしたかのような内容で、おみくじを見ながら1人ぼろぼろ泣いてしまった。おみくじを見て大号泣なんてはじめての経験である。
恥ずかしいからおみくじの写真は載せないけれど、あんな話したあとにあのメッセージはずるいと思う。「願いがちゃんとお地蔵様に届いたのだなあ、、、」と実感できて、心から感謝の気持ちでいっぱいになった。今日この場所に来たのもなんか意味があるのだろうな、、、と思わずにいられなかった。
「ありがとうございます。またいつか必ず来させてください!」と言いながら地蔵尊を後にするときも、またアホみたく泣いてしまった。泣きすぎてマスクがぐしょぐしょになった(笑)最近のマスク文化はいやになることもあるけど、「どれだけ泣いても目元さえなんとかすれば誤魔化せられる」点だけはめちゃくちゃ評価できるなと思った。
ほんとうに、わたしの未熟な語彙力じゃ魅力を伝え切れないほどに、とてもキラキラとし穏やかな空気が流れる場所だった。
帰りはまた先ほどと同じように、親切なタクシーの運転手さんといろんな話をしながら日田駅まで戻ってきた。トータルで1時間くらいしゃべってたので、けっこう仲良くなった。
なんだかんだ途中2時間くらい待ってもらっていたのだけど、「せっかく京都から来たのにお金ばっかり取られちゃかわいそうだから、待ち料金500円でいいよ😊メーター止めといたから😊」と、何千円もする待機料金を大幅に免除してくれた。優しすぎるにも程がある。
なんか気の利いたお菓子を持ってたら良かったんだけど、コンビニで買ったチョコレートとクッキーしか持ってなかったので、帰り際にそれを渡しておいた。せめてもの気持ちである。
ほんとに、この運転手さんのおかげでとても穏やかな時間を過ごすことができた。いつかまたここに来ることがあれば、必ずわたしはこの方のタクシーに乗ると決めた。あのときの運転手さん、どうもありがとうございました!(*^^*)
でほっこり気分のまま博多まで戻ってきて、ちょっと小腹が空いてきたのでラーメンを食べた。注文してから2分くらいで出てきてびっくりした(笑)あっさりとんこつでとてもおいしかった。じつはこれが1人ラーメンデビューだった。
次回、最終回。マイまくら紛失事件(笑)