スプーンひとさじのしあわせ

京都府宇治市在住。2021年にうつ病を患いましたが、なんとか生きています。思ったことをありのまま、マイペースにゆるっと綴ってます。

神社仏閣巡りが趣味の大学院生、ついに出雲大社の「神在祭・縁結大祭」に呼ばれる。⑨

そんなわけで、夕方に出雲空港を出て、関西へと旅立った。

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さようなら出雲。ありがとう出雲。

 

 

飛行機は、相変わらずものすっっっっごく怖かった。笑

出雲に行く前にいただいていた飛行神社*1のお守りをずっと握りしめていた*2。笑

 

でも、フライトの後半にはその恐怖にも随分と慣れてきて(?)、ほんの少し薄めで窓の外を見られるくらいには落ち着いた。

 

「うわぁ……海だ……」

「うわぁ……街のネオンがキラキラしてる……すご……」

 

🤣🤣

 

今思えば、ちょっとスリルがあって楽しかった(!?)かなと思うし、保安検査やら搭乗やらもイベントチック&非日常でおもしろかった。

1〜2時間のフライトで済む国内線ならば、また機会があったら乗ってもいいかなと思う。

しかし、やっぱり私は、なぜあんな鉄の固まりが空を飛んでいるのかがわからない。笑

 

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こちらが飛行神社のお守り。

伊丹空港で撮影した。

 

帰りは、行きと同じようにnearMe.Airportで帰った。

車に乗るなり、

「渋滞で予定通りの時間には着けないかもしれない」

と運転手さんに言われた。

たしかに最初は渋滞がすごくて、高速道路も緩やかにしか走れなかったのだけれど、ある場所を超えたら一気に道が空き始めた。

で、そこから運転手さんがめちゃくちゃに飛ばしたので😂

まさかの?到着予定時間よりも早くに家に着いた。笑

本当に、意味わからないくらい飛ばす人だったのでちょっと怖かった。

正直、飛行機よりも、こっちの方が怖かったかもしらない😂

「大阪(もしくは京都)のイカつい若いお兄ちゃん」って感じの人だったので、まぁしょうがないかな。笑

 

この運転手さんもそうだけど、とにかく周りの車も運転が荒い人が多くて、

「うわぁ……関西に帰ってきたんだなぁ……😭😭😭😭」

とか思った。

島根には、そんな雑な運転する人は誰もいなかった。

複雑だった。笑

 

という感じで、私の出雲旅行は無事に終了。

色々不安だったけれど、今振り返るととても楽しかったし、たくさんの貴重な経験ができて本当にありがたかったと思う。

 

2年前にうつ病になって、大学院を休学することになって、昨年末には人生で一番辛いこともあって、何もかもいやになって……何度も死のうと思った。

実際に行動を起こしたことも多々あったし、一時は本当にやばい状態だったので、一歩間違えれば、今私は間違いなくこの世にいなかったと思う。

でも、それでも生きることを諦めず、がむしゃらに生きていたら、こんなにも素敵な景色を見ることができた。

こんなにも幸せな体験をすることができた。

1年前や半年前、そしてほんの数ヶ月前の自分からは、とても想像できなかった。

 

9月に「出雲行きたいな」という思いが強くなってから、

「神様、私、出雲大社の縁結大祭に行きたいんですよ。飛行機はちょっとこわいけれど、行けたらいいなぁと思ってて」

みたいな話を、神社に行くたびに頻繁にしていた。

 

でもそれは、

「神様、どうしても今年の神在祭に行きたいので、出雲大社へ連れて行ってほしいです」

みたいな本格的な願掛けをしたわけではなくて。

 

あくまでも

「いやぁ、もしご縁があったら行けたらいいなぁと思ってるんですよねえ〜」

みたいな感じで、軽く雑談程度にお話していただけだった。

 

だからまさか、こうして本当に行けるなんて夢にも思っていなかった。

もしかしたら、それを聞いていた神様方が、本当に“呼んでくださった”のかもしれない。

 

稲佐の浜へ行った時、そして出雲大社でたくさんの神様方の応援を感じた時、

「色々あったけれど、今日まで生きてきて本当に良かった」

と心の底から思った。

あの時の感動と、幸福感と、達成感は、これからもずっと忘れないように生きていきたいなと思う。

 

昨年の冬から今年の春にかけて、生死を彷徨いながら毎日泣いていたあの頃の自分に言いたい。

「11月、あなたの夢がひとつ叶うよ」と。

 

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*1:航空安全や航空関連のお仕事成功祈願にご利益のある神社。

*2:出雲へ向かう際は、誤ってかばんにお守りを入れたままにしていたので、握りしめられなかった。笑