スプーンひとさじのしあわせ

京都府宇治市在住。2021年にうつ病を患いましたが、なんとか生きています。思ったことをありのまま、マイペースにゆるっと綴ってます。

家族全員コロナ(たぶん)になった話。①

少し前の記事に書いた通り、実は8月末から9月の頭にかけて、家族全員がコロナ(たぶん)になった。

(“たぶん”と書いている理由は、後々わかります。)

今日から数回にわけて、発症してからのあれやこれやを、さらさらと綴ります。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

◎発症0日目

8月下旬のある日、朝起きると、父と母がリビングでコロナの検査キットを使っていた。

どうやら2人とも体調が悪く、特に父に至っては37.5度の熱*1があるらしかった。

 

結果、2人とも陰性だった。

しかし、安心したのも束の間、父の検査キットにだけ、陽性のラインにうっすらと線が出てきているのを母が発見した。

「これ、もしかして陽性🧚なんじゃない?」

と言っているうちに、くっきりとした線に変わった。

 

「……終わったー」

そう思った。

 

その後、父と母は近くの病院の発熱外来へ向かった。

やはり、父は陽性で、母は陰性のようだった。

念のため、母はPCR検査も受けることになった。

結果は次の日にわかるということだったが、ドキドキだった。

 

2人の帰宅後、とりあえず、三人それぞれ自分の部屋で隔離生活を送ることとなった。

私はこの時点ではまだすこぶる元気で、熱や症状もなく至って平和だった。

が、もうすでに菌をもらっている可能性が高いと思っていたため、

「この後症状が出たらどうしよう」

「高熱が出たらどうしよう」

と、緊張や不安でどうにかなりそうだった。

とにかくめちゃくちゃ心細い1日だった。

 

しかし、夜になってくるとなぜか

「絶対にコロナに罹ってたまるか!!」

「もしすでに罹ってたとしても全部の菌を撃ち殺してやる!!!」

みたいな謎の戦闘意識が芽生え始め😂

筋トレをしたり、全力でジャンボリミッキーを踊ったりして陽気にやり過ごした。

この時が一番元気だった。

 

 

 

*1:普段低体温の人なので、かなり高熱にあたる。