結論から話すと、私がアプリを登録していた1か月間にマッチングをしてメッセージのやりとりをした男性は3名である。
たぶん、アプリ登録者でここまで少ない人はなかなか珍しいと思う。
1人目は、間違えて「いいね返し」をしてしまった人だった。笑
ここだけの話、すごく焦った。
無視しようかとも思ったけど、同い年だし、すごく真面目で良い人だったので*1、申し訳ない気持ちからしばらくはやりとりを続けていた。
けど、お互いに気を遣いすぎて(?)1日に2通ほどしかやりとりがなかったこと、そして私も相手も自ら話題を提供するようなタイプではなかったことも相まって、やりとりは1週間足らずで幕を閉じた*2。
2人目は、大阪に住む同い年の大学院生だった。
同じ大学院生で同い年だったら話題作りに困ることも少ないだろうし、ルックスも特に問題はなかったので*3 いいね返しした。
その人とのやりとりは、結構スムーズに進んだ。
やはり、共通の話題があるのはでかい。お互いの研究の話で大いに盛り上がった。
また、相手の男性も積極的に私の話に興味を持って色々聞いてきてくれたので、こちらも悩むことなくメッセージを返すことができた。
そういう地道なやりとりが、およそ2週間近く続いた。
私は正直、かなりめんどくさくなっていた。
こんなアプリに登録しておいてなんだけど、私はかなりの連絡不精で、例え相手が好きな人であったとしても、事務的な用事がある時以外で自ら連絡を送ることはほとんどない。
女性は「LINE=雑談のツール」だと捉えている人も多いけれど、私はそうやってちまちまと雑談をし、何の生産性もない会話をすることが死ぬほど嫌いなのである。
それだけの時間と労力があるのであれば、もっと他のこと(自分のこと)に使いたい。
見た目がすごく「女の子」なので誤解されやすいところもあるのだが、結構中身はドライで、男性以上にサバサバしているところがあるのだ。
大学院や研究のこと、お互いの地元のことはある程度聞いたし、これ以上メッセージのやりとりを続けて何になるのかなあ……と思っていた頃に「一度お会いして話がしたい」というメッセージが届いた。
びっくりするくらい連絡のタイミングが良かったこと、そして研究のこともいろいろとじっくり聞いてみたかったので、会うことを承諾した*4。
こんなモチベーションでも、ここまで持ち込めるのかと驚いた。
3人目の人は、4つほど年上のライターさんだった。
ライターさんとは初めて出会ったので、好奇心からなんとなくいいねを押した。
「ライターさん憧れます」と正直な気持ちをメッセージに送ると、
「毎日締め切りに追われて誰も話し相手がいなくて肩が凝るどうしようもない仕事なのに?憧れなの?(笑)」
みたいに返されたので、
「ああ、コイツはダミだあ~*5」
と思ってそれっきり返信しなくなった(笑)
数日経って
「今のご時世じゃ食事には行きづらいかもしれないけれど、せめて顔写真だけでも交換しませんか!?*6」
というメッセージも来てたけど、
「せめて顔写真て、なに?🧐」
と思ってそっと既読スルーした。
本音を言えば、もう少しライター業の話を聞きたかったが、まぁそれはそれでめんどくさいのでいいかなと思った。