スプーンひとさじのしあわせ

京都府宇治市在住。2021年にうつ病を患いましたが、なんとか生きています。思ったことをありのまま、マイペースにゆるっと綴ってます。

神社仏閣巡りが趣味の大学院生、ついに出雲大社の「神在祭・縁結大祭」に呼ばれる。④

15:30に伊丹空港を出発した。

正直、死ぬほどこわかった。

もうほんと、シャレにならないくらいこわかった😂

特に離陸の時は、

「ぶおーーーーーーーーー!!!!」

とすごい勢いですごい音を出して上がっていくので、

「ひえーーーーー!!!!!死ぬよおーーーーー!!!!!!!!😭😭😭😭😭😭」

となった。笑

(死にません。笑)

 

「もうなんでもいいから早く降ろしてほしい」

と思った。🤣

 

CAさんがとびっきりの笑顔で

「どうぞ快適な空の旅を😊」

とおっしゃるのを聞いて、

「どこが快適なんよーーーー!!!!!!!!!!!!😭😭😭😭」

と心の中で全力で突っ込んだ。

 

でもほんと、CAさんの温かさには随分と救われた気がする。

あまりにも人間ができすぎているので、

「この世界にいる全人類がCAさんだったらいいのに……」

と思った。

(どんな世界だよ😂)

 

周りを見渡すと、新聞や本を読んでる人がいたり、楽しそうに会話をしながら窓を見ている人がいたりして、

「どうやったらそんな余裕が生まれるの!?頭おかしくない!?」

とか思っていた。

隣の席の知り合いに似た人😂も、CAさんからもらった航空マップみたいなのを手に持って一生懸命に窓の外を見ていた。

 

すると、たまたま通りがかったCAさんが

「向こうに見えるのが鳥取砂丘ですね」

みたいなことを言っていて、

「ひえ……わたしいま鳥取砂丘の近く飛んでるの????やばくない?????」

と思って気を失いそうになった。

 

しかし、途中でCAさんが飴ちゃんを配りに来てくれたので、それを舐めてちょっと気を紛らわすことができたのは良かった。

飴ちゃん、おいしかった。

 

とりあえず

「窓の外を見たら死ぬ」

と思っていたので😂

とにかくひたすら前だけを見て過ごしていた。

 

「50分もこれに耐えるなんて死ぬ」

と思っていたけれど、意外と?すぐに時間が過ぎていって、あっという間に出雲に着いた。

こんなに早く着けるのか、と驚いた。

 

正直、今はもう帰ってきて1週間くらい経って随分と落ち着いてきたし、なんとなく笑い話にできているけれど、この時は本当に死ぬほどこわかったので、

「帰りは電車(恐怖の振り子電車😂)で帰ろうかな……」

とかいうことも、わりと本気で考えていた。

 

出雲空港に到着し、預けていた荷物を受け取った後は、待合室の椅子で死んでいた。笑

あまりの恐怖にと疲労で、しばらく動けなかった。

当初は、空港連絡バスで出雲市駅まで行き、そのまま近くのホテルに向かう予定だったのだけれど、

「この状態で人が多いバスに乗るのはとても無理だな」

と思ったので、バスを見送り、身体と心が落ち着いてからタクシーでホテルまで向かうことにした。

 

20分くらい休憩してようやく落ち着いたので、タクシー乗り場へ行くと、まさかの!?1台も停まっていなかった。😭

こんなこともあろうかと、タクシーを呼ぶアプリをいくつか入れておいたので、それを起動させてみたら、全部のアプリが対応外だった。😭

田舎にはタクシーは必須なので絶対対象地域に入っていると思っていたけれど、逆にあまりにも田舎すぎて対応地域に入ってなかったらしい。悲しかった。

 

とりあえず、スマホで調べたタクシー会社さんに電話をしてみたら、

「ウチから空港だと少し時間がかかるので……」

とのことで、空港から比較的近いタクシー会社さんをいくつか教えてくださった。なんとお優しい。

で、そのうちのひとつに配車をお願いしたら、15分ほどで来て下さって、無事に乗ることができた。