早速、今年の神在祭はいつなのだろうかと調べてみた。
すると、11月3日〜11月10日であることがわかったのだけれど、縁結大祭についての詳細は、この時点(9月時点)ではまだ発表されていなかった。
しかしわたしは、無駄に記憶力がいいので😂
2020年の縁結大祭申し込みが、10月5日頃に始まったことをしっかりと覚えていた。
そのため、今年もし一般の参列募集があるとすれば、その頃に詳細が発表されるはずだと思い、9月末から10月はじめにかけて、こまめに出雲大社の公式サイトをチェックしていた。
10/4(火)の夕方、コンビニの駐車場で何気なくスマホをいじっている時に、出雲大社のホームページを開いた。
そうしたら、なんと一般参列希望申し込みの詳細が……!
気がついたのが15:30頃だったので、慌てて郵便局に向かった。
一番近い郵便局に行ったら、ちょうど往復ハガキが売り切れだと言われてどうしようかと思ったけれど、その次に近い郵便局に行ったら普通にあった。
それでなんとか17:00までに間に合い、そのまま郵便局で住所などを全て書いて速達で出してきた。
実はこの時、大変な金欠😂で、お札が1枚もなく、小銭も10円玉しかなかったから一瞬すごく焦った。
しかし、パスケースに「困ったときの1000円札」を入れていたので、なんとか無事に買うことができて良かった。
おそらく、前日には縁結大祭についての案内は出ていなかった気がするので、この日に発表されたのだろうと思う。
つまり、受付開始の初日に速達で申し込みハガキを出せたということになるので、ほば間違いなく行けるはずである。
「これはもしかして、神様に“呼ばれる”というやつなのでは……?」
と思った。
すごくドキドキした。
そうしたら、その1週間後くらいに、このハガキが家に届いた。
縁結大祭は3日間の開催だったのだけれど、無事に第一希望の日で参列案内通知が来てホッとした。
それで慌てて、ホテルと飛行機を予約した。
ちなみに飛行機の予約時は、死ぬほど憂鬱だった。😂
出雲に行くまでの1ヶ月間、熱田神宮に行ったり、ディズニーに行ったり、大学院の修士論文を書き進めたり、体力のためにコツコツジム通いを続けたり、電車やバス・人混みに慣れる練習をしたり……。
結構いろんなことを精力的に頑張っていたし、毎日がすごく楽しかった。
「私は出雲大社に“呼ばれた女”なのだ」
と思うと、生きる力がみるみる湧いてきたし、今まで出来なかったことが色々とこなせるようになったことで、だんだんと自信も取り戻してきた。
「出雲行きへの決定」は、確実に私を元気にしてくれていた。
しかし……
今だから言えるけど、正直わたしは、出雲に行くのがすごくいやだった。🤣
あれだけ「行きたい」と願っていたくせに、はじめての土地にはじめての乗り物で1人で行くことが、ものっっっっっすごく怖かったのである。
もちろん楽しみな気持ちもあったけれど、そんなものより不安や恐怖の方が俄然大きかった。
その気持ちは、出雲行き数日前からより顕著に表れ始め、とにかく憂鬱で憂鬱で仕方なかった。
それゆえ、
「あと何日で出雲に行ける!✨」
ではなく
「あと何日で飛行機に乗って出雲に行かなければならない……😱」
みたいな感じだった。
飛行機に乗ることも、出雲大社に行くことも初めてであるがゆえに、
「自分が飛行機に乗って出雲大社にいる図」
というのが全く想像できなくて、なんかすごく恐怖だった。
出発当日ですら
「わたし、今から本当に飛行機に乗って出雲へ行くの……?」
という感じだった。
それで家を出る前はひたすらに
「はぁ……😮💨」
とため息をつき、
「早く明日の夜(全部を終えて家に帰る頃)になってほしい」
と何度も呟いていた。🤣
こんなにも旅行をいやだと思ったのは、人生で初めてだった。