この記事で紹介したように、わたしのコロナワクチン(2回目)による副反応は、比較的軽く済んだ。軽く済んだと言うよりは、38〜39℃の高熱が一度も出ずに終わった。
わたしはとにかく、高熱を出すのがきらいである。そりゃあ誰だって高熱を出すのはいやだろうけど、わたしはなぜか、高熱への恐怖が死ぬほど強い。
そのため、ワクチンの副反応で高熱を出すのが死ぬほどいやだった。まぁ熱が出るのは仕方ないとしても、とにかく「37.5℃以下で抑えたい」という謎の野望がわたしの中にはあった。
接種前日、わたしはいつもよく行く神社にお参りに行った*1。
そしてこうお願いした。
「明日、コロナワクチンの2回目を受けに行きます。2回目は1回目よりも副反応が重くなりやすいらしく、特に若い世代は高熱を出しやすいと聞くのでとても不安です。
腕の痛みや倦怠感、眠気などはいくらでも耐えます。それくらいはうつ病の症状で慣れてるので大丈夫です。
とにかくわたしは、高熱を出すのがいやなのです。何としてでも、それだけは避けたいのです。なので、もし熱が出る場合は37.5℃以下にしてほしいです、、、。」
(笑)
今から思うとなんて雑なお願いなんだろうと思うが*2、高熱を出したくなさすぎて必死だった。
そして、いつもより少し多めにお賽銭を入れ、「よろしくお願いします」と頭を下げて帰ろうとしたそのとき。
「(接種)場所はどこ?」
、、、、え!??????笑
先に断っておくが、わたしには神様の声が音声として聞こえたり、人と話すような感じで神様と直接会話ができるというような特殊能力は一切ない。
しかし、ごくたまに、頭の中にふと文字が浮かんだり、何かしらのイメージが空から降ってくるような感覚で神様からのメッセージを受け取ることがある。
で、今回もまさにそういう感じだったのだけど、疑問形でメッセージを届けられたのは初めてだった。
これは神社仏閣参拝の鉄則なのだけど、お願いごとをするときは、できるだけ具体的に話した方がいい。話した方がいいというか、その方が格段に願いごとが叶いやすい。
そのため、好きな人との良縁を祈願する場合であれば、相手の情報や今の状況などをなるべく詳しくお話した方がいいし、手術などを控えていて見守りをお願いしたい場合なんかは、病名や病院名、手術日や担当医師のことなど、把握している情報は可能な限りお話した方がいい。そうすることで、神様からのサポートを断然受けやすくなるのである。
しかし、先ほどのわたしのお願いの内容を思い返してみると、あまりに高熱への恐怖が強すぎて「どうか高熱だけは勘弁してください」という話を延々としただけで参拝を終えてしまっていた。(笑)
そのため、何時にどこでワクチンを打つのかとか、どういう経緯でワクチンを打つことになったのかなどという詳しい話を全く何もしていなかったのだ。
だから神様はきっと「場所はどこ?」と聞いてくださったのだと思う。なんか、すごい。
「これはいけない!」と思ったわたしは慌てて御本殿に戻り、接種場所となる婦人科の名前と住所、予約時間などを詳しく説明した。
そして、ワクチンを打つことになった経緯や、その婦人科がどういう病院で、どんなお医者さんがいるのかということなど、ワクチン接種にまつわる情報を詳細に説明させていただいた。
一通り話をさせてもらって神社を後にするとき、「あ、これは高熱出さずに過ごせるな」と確信した。なんとなく、神様が願いごとをちゃんと受け取ってくださったような気がした。
そんなこんなで、わたしは無事に高熱を出さずにいれた(そして本当に37.5℃以下の熱で済んだ)わけだけど、これは神様にお願いしたおかげだったのだろうなとわたしは勝手に思っている。
もちろん、副反応と言っても様々なので、わたしのような比較的若い世代の人でも全く熱を出さずにいれる人もいるとは思う。
でもおそらく、それはけっこう少ない割合だと思うので、その枠にすんなりと入ることができたのはほぼ奇跡に近いことだと思う。
やはり、なにか困ったことや悩みごとがあるときは神社に行くのが一番なのだな、神様って本当にいらっしゃるんだなと改めて実感したワクチン接種だった。どんな話だよ(笑)
そんなわけなので、今後ワクチンを受ける予定の方でもし副反応を抑えたい場合は、ぜひ近くの神社にお参りに行ってみてほしい。きっとお願いごとを叶えてくださるはずだ。