スプーンひとさじのしあわせ

京都府宇治市在住。2021年にうつ病を患いましたが、なんとか生きています。思ったことをありのまま、マイペースにゆるっと綴ってます。

マイペースで自由を愛するわたしは今後、院生としてやっていけるのか。

最近、大学がめちゃくちゃ忙しい。

院生は意外とやることが多い。「院生なんて大学生の延長で遊んでるだけじゃね」とか言う人もいるけど、院生は院生でいろいろと忙しい。しかも最近、オンライン授業のコマ数が増えてきたので、忙しさが段違いである。いつもは課題を締切よりもだいぶ早めに提出し、そそくさと自由な時間を堪能するわたしだけど、ほんとにここ数日はやることが多すぎて頭が追いつかず、珍しく締切前日に課題を出す羽目になってしまったくらいである。

そうして本格的に「大学院生」としての生活が定着してきたことにより、なんとなく、「わたしは今後、院生としてちゃんとやっていけるのかな」と、不安に思うことが前よりも増えてきた。

 

大学院の授業は、学部時代の「一方的に先生の話を聞くだけの授業」とはちがい、先生の講義内容や文献に関して自分の意見を述べたり、批判をしたりして、他の学生や先生と議論する作業が軸になる。ので、「自分の意見を人に伝えること」が大の苦手なわたしにとって、大学院の授業形態はかなりつらい。

事前にある程度の時間を与えてくれれば、まだそれなりにコメントができるのだけど、その場でいきなり「今の話についてどう思いますか」なんて言われても困る。そんなすぐに自分の考えを言葉にできるほど、わたしは器用な人間ではない。しかもオンラインだと言葉を発するタイミングがいつも以上に難しいし、よほどのことがない限り自分から発言することができない。というか、そもそも話を聞いたり、文献を読んだりしても特に何も思わないことの方が多いし、、、(笑)

だから授業ではいつも、

「えーーーー?うーーーーん、なんやろうな、、、?」

と、AKBの横山由依ちゃんみたいになってしまって恥ずかしい。

 

しかし、そんなわたしとは対照的に、ほとんどの授業を共にしている院生の同期(男の子)はかなりデキる人で、なんでもすぐパパッと意見を述べたり、先生に質問したりする。だからその差がめっちゃしんどい。そしてそこに先輩が加わると、当たり前ながらわたしのポンコツ具合は更に際立つ。

あと、研究熱心な学部生が見学に来ている授業は特にしんどい。その子は超優秀な4回生の女の子なのだけど、先生の問いかけにすぐ「なるほどな」と思うような意見を言ったり、いろんなことをズバッと遠慮せず言える人(良い意味で)なので、すごい子やなあといつも思う。あまりに優秀すぎるので、「わたしの代わりに院生やる?」と言いたくなるくらいだ。

 

そんななので最近、授業終わりによくこんなことを思う。

「だから1人が良かったのに、、、。」

べつに授業がいやなわけじゃない。こんなわたしに対しても先生たちはめちゃくちゃやさしいし、同期の子や先輩、学部の子だってみんないい人だし、授業自体はそれなりに楽しい。でもわたしは超がつくほどマイペースな人なので、こういう授業形態はなんとなくメンタルがやられる。

 

いつかの記事で、「周りに人がいたら絶対に病むから、ほんとはわたしは1人で院生生活を送りたかった」という話を書いた。もはや懐かしさすら感じられる入院中に書いた記事である。

duffyuki224.hatenablog.com

 

基本的に、わたしはほんっとにマイペースだし、心から自由を愛している。正直、マイペースがすぎる故に、「個性を押し殺し、枠にハマったロボットのような生き方や学び方を強要される学校生活に耐えられなくて不登校になった」という部分は非常に大きい。

もともとそういう性格だということもあって、今のわたしは、院生のくせして自分の自由時間を思いっきり楽しんでいる。もちろん課題とか、授業の予習復習とか、先行研究集めとか、やらなきゃいけないことは山ほどあるし、それはちゃんと、自分のペースで真面目にコツコツこなしている。でも、ほんとにそれだけである。必要最低限以外のことは何もしない。だってめんどくさいもん(笑)

研究はきらいじゃないし、むしろ好きだけど(だから院生をやっているのである)、だからと言って、自分の時間と労力を犠牲にしてまで研究に没頭し、院生として生きることだけは絶対にしたくない、と思う。なので、オンライン授業がない土曜~月曜はなるべく「院生」としての肩書を意識せずに過ごすようにしているし、1週間のうち1日は必ず、「大学院のことはすべて忘れて自分のやりたいことだけやる」という日を設けるようにしている。正直、そうしないとメンタルが持たない。

 

でも、1日中論文を読み漁り、自分の研究をより良いものにしようと常に試行錯誤している同期・先輩や、毎回きちんと前回の授業内容を復習し、わからなかったところを自分なりに整理してノートにまとめて授業に臨んでいる学部の子を見ていると、やっぱりわたしは甘ったれてるだけなのかな、院生ならばもっとちゃんと自分の時間を惜しんで学びを深めるべきなのかな」とも思う。だから最近ちょっと、授業終わりや課題をやってる最中に、なんとなく気持ちがずーんと沈んでしまうことが多い。

 

しかし、こう思ったりもする。

 

「まあそうは言っても、わたしにはわたしのやり方があるので😉わたしは自分の時間を犠牲にしてまで院生やりたくないし、そうやって自分の時間を大事にしてこそ良い研究ができるってこともあるし、ちゃんとやるべきことはやってるしこれでええんや(*´ω`*)わっはっは!😊」

 

まあなんてお気楽な!(笑)

わたしは昔からメンタルを病みやすいわりに、ちょっとどこか“お気楽思考”なところがある*1。特にここ数か月、手術を経ていろいろな能力が開花してからは、そのお気楽度合いに拍車がかかっているので(笑)今までより一層陽気に、そしてマイペースに生きている気がする。だから、いくら院生としての生活が辛すぎて何もかも投げ出したくなっても、↑みたいなお気楽思考でなんとなく乗り切ることができている。

 

こんなにマイペースな、ゆるっとしたスタンスで、ほんとにわたしが今後院生としてやっていけるのはわからない。極論を言えば、べつにわかりたくもない。だって仮に、「そのスタンスじゃ院生としてやっていけないよ」と人に言われたところで、たぶんわたしは自分のスタンスを崩すようなことは絶対にしないと思うもん(笑)

まあ今後わたしが院生としてどうなっていくのかは知らないけど、とりあえず今は、授業や課題が終わったらそそくさとドライブに行き、車の中で1人カラオケ大会を満喫し、家に帰って缶チューハイを呑みながら美味しいスイーツを食べる時間が最高にしあわせなので、べつにもうなんでもえーかな、と思っている。

、、、こんなこと、大学の知り合いや先生には到底言えないけど、、、(笑)

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今日買った酒たち!じつはチューハイとカクテルしかのめません。

 

未来への不安はいったん横に置いておいて、これからも私らしく、自由に楽しく過ごそう(*'ω'*)

 

 

 

 

 

 

*1:だから不登校のときも、「鬱もどき」にはなったけど、結局鬱病にはならずに済んだ。